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イタリアへの旅（2004/01/04〜2004/01/14） ■０１■ 準備編 【2003年6月】 さて、どこ行こう？ 結婚してから１年、いまだ新婚旅行へ行っておらず、妻と時々交わす「どこへ行こうかねぇ」という言葉も、仕事に追われて挨拶代わりになっていた。 一応、旅行の時期は2004年の正月明け早々、仕事が少ない時期に行こう、というのだけが、なんとなく決まっていた。 それでも候補地は、たくさんあった。 ヨーロッパ系はフランス、イタリア、ドイツ、スペイン。 北欧系ではスウェーデン、ノルウェー、デンマークなど、特にオーロラが見たいというのもあったし、住宅や家具などが洗練されていて、とても勉強になる地域だ。 スウェーデンは、この頃で一番の候補だった。 その他にエジプトも候補にあった。やはりピラミッドを、この目で一度は見てみたい。 かつて、ちょっとだけ行ったことがあるイギリスは、行くなら花咲く時期がいいであろう、ということと食事のマズさの問題もあり、残念ながら候補から外れていた。それでも街並みや生活など、見てみたいところはたくさんあるし、ビールはうまい。 【2003年10月】 友人と映画 イタリアに心が傾いたのは、2003年9月にイタリアへ新婚旅行に行った友人の、みやげ話を聞いてからだ。 友人は「建築関係者として見どころたくさん、申し分ない。 そして食べ物にハズレがない。１週間で３キロ太る。」と体験談を語ってくれた。 食事がおいしくできるというのは、旅行の中で大切なポイント。 店によって日本語メニューも置いているという。 ワインも安くておいしいとのこと。（←ここ大事） その後、本屋で旅行ガイドを買い、興味をそそるところを調べはじめた。 美術館の他、教会等の建物などなど、かつて建築の授業で聞いたようなところが、どんどん見つかる。 う〜む。 タイミングが良いことに、私が大好きな映画「ローマの休日」デジタル・リマスター版が映画館で上映され、それを見たら一気にイタリアへの想いが強くなった。 オードリーが行ったところへ俺も行ってみたいなあ、などと想いを馳せるのである。 昔買ったビデオを何度も見たのに、映画館で見るとやはり違う。 妻も、これを機に、イタリアへ大きく傾いたようだった。 そして、イタリア行きが確定した。 県産杉とＦＰの家 |
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